心の休息
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ヨーロッパ旅行  ~事前準備編~

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みなさん、海外旅行された経験はありますか?

私は、大学時代の卒業旅行で行ったグアムと、姉家族のいるタイに遊びに行った2回のみです。

仕事では、韓国、中東やアフリカの数か国に行ったこと経験がありましたが、

それも各国2泊3日程度で、楽しむ余裕もありませんでした。

今回は、5泊8日のヨーロッパツアーに申し込み、妻と初めて一緒に海外に行ったのですが、

この上ない最高の時間を過ごせました✨

そんな最高の時間を過ごした渡航先はというと、

  • チェコ(プラハ、チェスキー・クルムロフ)
  • ドイツ(ミュンヘン、ホーエンシュバンガウ、ヴィース)
  • オーストリア(ザルツブルク、ウィーン)

そんな楽しい旅行の記録を、皆さんの今後の海外旅行の参考にしていただければと思い、

いくつかの記事を分けて書いていきたいと思います。

興味のある国がある方はもちろん、

人生初の海外病院受診→海外旅行保険の対応も経験したので、そういう特殊な体験談も聞いておきたい方は、是非ご一読ください。

そして、あまり海外旅行に興味がない方でも、

初めてのことに挑戦したり、知らない環境に身を置くことの重要性を認識できる機会にもなるかと思いますので、ぜひご覧いただければと思います。

旅行も「準備が8割」

旅行会社で旅行先も決めて、持っていく荷物もある程度準備を済ませて、最終的なツアー工程表も届いて・・・

あとは出発当日に指定された集合時間に間に合うようにいけばOK!

と、思い込んでいるそこの貴方!ちょっと待ったぁぁぁ~~~!!

家事も仕事も何にでも共通することではありますが、

「何事も準備が8割」とよく言ったもので、事前準備次第で物事が上手くいくか否かを左右します。

ですので、旅行先での自由時間を妄想してルンルン気分になる前に、もう一度準備すべきものについてこれからお話しする内容をご覧いただき、再度見直していただければと思います。

必ず準備すべき3か条

早速、結論ですが、

旅行に出る前に、以下の3点は必ず準備するようにしてください!

  • 直前の現地天気予報を入念にチェック(処分していい服・下着)
  • 日本の飲料水・お茶、軽食料、常備薬
  • 海外用SIM(特にeSIM、現地電話番号付きがおすすめ)

とりあえず、この3点さえしっかり準備できていれば、あとは現地を満喫することに専念できますので、ここだけは確実に準備してもらえればと思います。

なぜこれらが重要なのかは、これから実際の経験談と合わせてお話していきますね。

渡航2週間前は大雪、今週は暖冬

今回、私がヨーロッパに渡ったのは昨年(令和4年)12月中旬だったのですが、

初めてのヨーロッパ旅行ということで、一番心配していたのは現地での服装でした。

私はもともと人より暑がりな体質で、冬に電車に乗ったり、外を少し歩いたりするとすぐに暑さを感じてしまい、上着を脱いだり、夏のように上着をパタパタして風を入れて体温調節したりすることが多々あります(^^;

ただ、ヨーロッパは、曇り空が多かったり、東京よりも緯度が高いため寒く、さらに石畳の地面が多いので足元から冷えるという情報を見聞きしたことがあったので、どんな服装を準備していく必要があるのか非常に心配していました。

ツアー旅行となると、自由に動き回れるタイミングも限られますし、自由行動が許される場所の近くにユニクロのような低価格な量販店があるかもわからないため、現地で手に入れることも容易ではないだろうと想像できたからです。

一番の関心事でもあったため、出発の10日前くらいから現地の天気をこまめに確認していましたが、意外に予報最高気温は6~10℃となっており、この時期の例年最高気温(1~5℃くらい)よりも高かったのです。

最低気温は朝方などで0℃を下回ることもありそうでしたが、基本的にその時間帯に外でウロウロすることはありませんし、これならなんとかなりそうだと思い、準備を進めました。

もちろん前日まで毎日のように何度も確認しながら。。

最終的に、私は以下のような服装で旅行期間を問題なく過ごすことができました。

  • 上着:エアリズムの下着→ヒートテック(長袖)→ニット系トップス→ダウン(お尻ぐらいの長さのもの)
  • ボトムス:ヒートテック(九分丈)→冬生地のスラックス
  • 靴下:ヒートテックの厚手靴下→つま先用ホッカイロ
  • 靴:サイドゴアブーツ(ソールが歩いても疲れづらい仕様、かつ足首を隠せる)
  • その他:ヒートテックのニット帽(結局半日くらいしか使用してません)、ノースフェイスのイーチップグローブ、カシミアマフラー

妻の服装は、こんな感じです。

  • 上着:エアリズムインナー→ヒートテック長袖→ニット系トップス→UNIQLOロングダウン
  • ボトムス:ヒートテック極暖→タックワイドパンツorワンピース
  • 靴下:ヒートテックの厚手靴下→つま先用ホッカイロ
  • 靴:GUのサイドジップブーツ
  • その他:ヒートテックのニット帽、ユニクロの手袋、カシミアマフラー

他の方の記事やSNSでは、ロングダウンは必須、重ね着を十分にして、ニット帽などで完全防備する必要があるという情報が多くみられたのですが、

今回は例年よりも暖かいということで、そこまで着込む必要はありませんでした。

ちなみに、ガイドさんに伺ったところ、2週間前に出発した同様のツアーでは、寒波によりマイナス10℃まで気温が下がり、大雪、積雪の中を歩き回ったとお話されていました。

同じ場所でもたった2週間でそんなにも状況が変わることに驚きましたし、例年の気温も重要ですが、直前まで十分に天気予報を確認して、服装を準備することの重要性を学ぶ良い機会になりました。(もちろん体感温度は人によって異なるので、その点は御留意を。)

そして、その上でもう一つ付け加えるとすれば、

捨ててもいい下着や洋服があれば、これらを持参していくということです。

今回のツアーもそうでしたが、ツアー内容によってはホテルを転々とすることも少なくなく、手洗い洗濯をする時間的余裕は期待できません。

また、少なからずお土産などを購入する方が大半でしょうから、帰りの飛行機での重量制限を考慮すれば少しでも余計な荷物を減らしておくに越したことはありません。

長い間使っている下着やトップス、ボトムスなどがあれば、この機会に現地に持っていき、着回し用として何度か着用したらホテルで捨ててくるのが良いでしょう。

食事が合わないことや、環境の変化で体調を崩すことも

当たり前のことのように感じるかもしれませんが、日本人に合った食べ物は簡単には手に入りませんし、イレギュラーな事が起きるのが旅行です。

ヨーロッパの水は、日本とは異なり硬水ですし、自販機に緑茶なんて売っていません。

コンビニには食べ慣れたカップ麺や大好きな味のお菓子もありません。

そして、ちょっとした頭痛や腹痛に対処する薬も簡単に、ましてや低価格で入手することも容易ではありません。

旅行の準備時、私はここら辺には関心がなく、たった8日間だし無くても現地のもので何とかなるだろうとタカをくくっていたのですが、

何度か海外旅行を経験している妻の勧めを大人しく聞き入れ、妻と2人で以下のものを半分に分けてキャリーケースに入れて持参しました。

  • ミネラルウォーター500ml×4本、緑茶等500ml×6本
  • カップラーメン×2個、のど飴×2袋、個包装タイプのチョコ菓子×大1袋
  • 頭痛薬20回分、漢方薬1箱、胃薬1瓶、絆創膏10枚、目薬、リップクリーム、(※必要に応じ生理用品)

いや~これが本当に助けられました。

移動中のバスの中やホテルで過ごす時間に日本の飲み物や食べ物があることで、なんかホッとできたり、体力を回復できた気分にさせてくれました。

もちろん旅行は十分楽しかったんですが、やはり日本のものに触れられる安心感とかってやつですかね。

冒頭にも書きましたが、実は旅行期間中に妻が体調不良になり、海外の病院を受診することになったのですが、やはりこういうリスクを考えると、せっかくの旅行を満喫するためにも最低限の常備薬も十分に持っておいて、対処できるものはすぐに対処できるように備えておくのがおすすめです。

海外病院を受診した体験談については、また別の記事で。

ポケットWi-Fiのレンタルじゃ役不足・・・

ここは特に今回の私の反省を活かしてという部分でもあるのですが・・・

海外の通信手段は、SIMカード(特にeSIM)1択です!!

日本でもスマホのキャリア(docomo、au、ソフトバンク等)を乗り換えた際にスマホの側面から入れ替える、あの小さなカードの海外版を購入しておくということです。

そんなのどこで買えるの?と思うかもしれませんが、今は日本にいる間に簡単に手に入ります。

10日間用といった単位で、amazonや各販売元webサイトから日本国内にいる間に購入、設定・準備ができますし、スマホの充電だけ気にしておけば旅行中いつでもどこでも問題なく使うことができるようになっているようです。

帰国後に調べて知りました・・・

昔、姉の住んでいるタイに渡航した際、タイの空港内でゲートと出た目の前の店で購入したことがあったのですが、現地でした手に入らないと思っていたものが、まさか日本で購入できるなんて。。

今回、私は旅行会社に1万数千円支払ってレンタルできるポケットWi-Fiを契約して、旅行に持っていきました。

確かに複数の国を渡航しても使用できるものを提供してくれますし、データ通信料の制限なども気にする必要がないので、決して悪いものではありません。

ただ、問題が3つ!

  1. 2人以上で使用する場合、はぐれてしまったときに持っている人以外が不通になる
  2. そもそもスマホ以外に、このポケットWi-Fiの充電も気にしなきゃいけない
  3. 海外電話が必要になった場合に高額になる可能性大(特に今回は病院受診時の通訳サポート)

実際に、一緒にツアーに参加されていた方もポケットWi-Fi利用していて、パートナーとはぐれて連絡が取れずに困った経験をされた方が複数いました。

そして常に使用し続けているため、充電なしで丸一日使用するには難しく、ツアー移動中のバスで頻繁に充電していました。

モバイルバッテリーを持っていたとしても、所有するスマホを含めた複数台の端末に充電できる容量にも限界がありますし、持ち物が増えて、移動が多い旅行には不向きです。

そして今回反省した一番の理由は、

病院を受診した際に、旅行保険の特典として利用できる現地在住の日本人通訳の方との電話連絡の際、

  • ポケットWi-Fiがうまく電波を拾えず、スムーズに連絡できない瞬間があったり、
  • 繋がったときでも、海外電話による高額な通信費が事後に請求されるのでは?

と一人で不安になっていたからです。

病院でポケットWi-Fiの調子が悪く、一時的に私のスマホが通信できない状態になったため、頼みの綱のgoogle翻訳も利用できず、必死に拙い英語でオーストリア人医師に状況を伝えたり、

日本語通訳の方と電話がつながっても、医師の方と長いこと症状や事後の検査内容について話しているので、途中待ち時間の間に電話の請求額がどんなことになるのか気になって、無用な不安が押し寄せて着たりしました。

もちろん妻の体調不良を治すためであれば、電話代なんて安いものですが、慣れない状況に色々不安事が重なった上に、妻を安心させるために不安感を表に出さないようにと一生懸命取り繕っていたので・・・(^^;)

こういう状況に陥らないためにも通信環境はしっかり整えておく必要があります。

別のツアー参加者の方に帰国直前のチェックイン時の雑談で教えてもらいましたが、その方は海外旅行に慣れていらっしゃって、以前からSIMカードを購入して利用しているそうです。

また、SIMカードの中でも、eSIMという実際のカードの入れ替えが不要なものを購入し、使用すれば移動中の飛行機の中で差し替えたり、日本のSIMカードを無くしたりする心配もありませんので、是非eSIMを検討していただければと思います。

ここら辺の情報を詳しく知りたい方は、以下に情報がまとめられているサイトのリンクを2つほど貼り付けておきますので、御参考にされてください。

https://tabunka.carreiraenglish.com/europe-sim/#toc19

最新情報が気になる方は、GOOGLE検索などで

(例)「ヨーロッパ(国名等) SIM 電話番号付き おすすめ」

と調べてもらえればよりいい情報が見つかるかもしれません。

少し注意しておいてもらいたいのが、飛行機を乗り継ぎする際、経由する国に対応していないSIMカードを購入していた場合は利用はできないということです。

ですので、1か国で限定的に使えるSIMを購入検討される方は、その点を留意して、選択していただければと思います。

各国の思い出は、また次回以降の記事で

何事も「準備が8割!」ということで書かせていただきましたが、

慣れていない旅行だからこそ、現地で悩んだり、調べたりするのに時間を消費したりせず、喧嘩したりすることがないように、この記事を参考に万全の準備をしていただければ幸いです。

本当に最高の旅行だったので、是非皆さんにも色んな国に行って楽しんでもらいたいです。

少々記事がながくなりすぎてしまったので、

それぞれの国でも楽しかった思い出やおすすめは、次以降の記事で少しずつ書いていこうと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

では、また次の記事で👋

ABOUT ME
おさし
おさし
九州男児。転職先で人間関係に疲れ、早々に退職。のんびり過ごしつつ、皆さんの心にやすらぎを届けられるブログを書ければいいなぁと思ってます。 心の休息方法や趣味、お金の話、自由な生き方について、情報発信していきます。
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