“おさし”ブログ、はじめました
自己紹介です
はじめまして、“おさし”です!
おさしブログをご覧いただきありがとうございます。
私は、ギリギリ昭和生まれ34歳。世間では「ゆとり世代」と言われる世代です。
九州の田舎で生まれ育ち、小さい頃から自由奔放、人の言うことを聞かない、いつもおふざけばかりして人前に立ったり目立つことが好きな子供だったそうです。
今は東京在住で、妻と2人暮らし。妻にときたま言われる「自己中やな~w」の一言から鑑みるに小さい頃から根本的な性格は変わっていないのでしょう…
また、小さい頃、田舎育ちの親父の実家の環境に揉まれたお陰か、社交性とコミュニケーション力だけは人より少し持ち合わせていたようで、この34年間、これだけで何とか生き延びてきました。
34歳にして無職に・・・
前述したような子供時代を過ごした私ですが、
高校卒業後は、幹部自衛官を育成する防衛大学校に進むことを決め、
日々規律正しい生活を送り、先輩たちからの理不尽な指導に耐え、教育訓練を何とか乗り切り、
卒業後、10数年もの間、自衛隊という特殊な環境でお勤めしてきました。
そんな私がブログを始めたは、仕事を退職したことがキッカケです。
いつか自分で起業してみたいという漠然とした思いから、幹部自衛官として10年以上働いてきた自衛隊を依願退職。
まずは民間企業で経験を積もうと考え、未経験中途で転職した会社でチャレンジするも、人間関係に悩み、仕事に行くことができない状態になってしまいました。
- 毎日ひたすら会社のために働いて何が得られるのか?
- ここで働き続けて本当に起業に必要な力が身につくのか?
- そもそもなんで起業したいと思ったのか?
と自問自答しましたが、すぐに答えが出るわけもなく、
ただこんな状態では、会社のために身を粉にして働くだけの時間を過ごしてしまうと思い、転職した会社を4か月足らずで退職し、無職となることを選択しました。
退職前、日に日に笑顔が消え、心がどこか遠くにいってしまっている状態の私を見ていた妻は、
急な最終決断に驚いてはいたものの、退職には理解を示してくれ、
今後のことはこれからゆっくり考えようと寄り添ってくれました。
父がいた17年と、それからの人生
私は、高校時代に父を病気で亡くしました。
亡くなる数年前から癌を患っていたことは母から聞いていたはずなのですが、
当時小学生だった私はあまり意味を理解しておらず呑気に過ごしていました。
祖母、祖父の介護と死に目を看取り、張り詰めていた父の中での緊張が一気に解けたのか、
祖父が亡くなった直後、私が高校1年のときに父の癌は再発し、1年足らずで父は他界しました。
その後は、母と姉の3人家族となりましたが、母が女手一つで育ててくれ、
姉は大学院~就職、結婚、私も幹部自衛官を務められる丈夫な体に成長させてもらいました。
父が亡くなって18年が経ちますが、誤解を恐れずに言うと、
父の死があったからこそ今の私があると思っています。
おそらく母や姉も同意してくれるでしょう。それくらいイイ加減で自由人な人間でしたから。
父は、死ぬ間際、自宅で最後の時間を過ごしていたのですが、
母と二人きりのときに家族のこと、私たち姉弟のことについて話したそうで、
私についてこんなことを言っていたと後から母に聞かされました。
「○○(私の名前)には期待するな、あいつは自由に好きなようにさせればいい」と。
最初聞いたときは、「えっ、俺、死ぬ間際の親父から期待すらされてなかったの!?(;’∀’)」と考えてしまいましたが、
そうではなく、私には私らしく生きさせてあげなさいということだったそうです。
ただ、寡黙な父が感じていた『私らしさ』が何なのか、
まだその真意は自分でもハッキリとは分かっていません。
当時はスマホなんてなく、今みたいになんでも記録に残せる時代ではなかったので、
もう父の声の記憶も薄れており、過ごした日々の記憶もあいまいな部分がありますが、
父からは多くのことを学ばせてもらいました。
その学びの中に、もしかしたら私らしさを見つける何かが遺されているのかもしれません。
第2章の始まりを、ここに
地方で自由奔放に育った私が、
幹部自衛官という特殊な環境で10年以上働き続けられたのはなぜなのか、
今後私自身どう生きていきたいのかを見つめなおすきっかけになるのではないかと思い、
この“夢”職になったタイミングでブログを始めることにしました。
自分らしさが何なのか、見つかるか分かりませんし、
いい歳して自分探しとかイタいこと言ってないで仕事しろとお叱りを受けるかもしれませんが、
僕自身の人生なので、
いままでガムシャラに働いてきた分、少しご褒美の時間をもらいつつ、
ゆっくりとした時間を過ごしたいと思います。
もちろん最愛の妻と過ごす時間は最優先におきつつ、
これまでに自分が学んできたこと、
身につけてきた力を、
これまでとは違った形で人の役に立てられないか模索しつつ、
今この瞬間を生きていきたいと思います!